愛媛県西条市にて高大連携サイエンスキャンプを実施しました

2019年8月24日・25日の2日間,愛媛県西条市にて『西条高校×京都大学サイエンスキャンプ2019 実践的フィールドサイエンスを知る~ドローン最新技術の計画への応用と地域の未来を描く~』を開催しました。森里海連環学教育研究ユニット主催,西条市後援のもと,西前教授,淺野助教,時任研究員が主体となって開催した高大連携イベントです。

本イベントは,大学ジャーナルにも開催告知が掲載されたほか(掲載記事),西条市の公式サイトおよび公式Facebookや,森里海連環学教育研究ユニット社会連携チームのFacebookページでも紹介されています。

今回のサイエンスキャンプは,「地域資源」と「ドローン」をキーワードに実施しました。地理情報システム(GIS)やドローン,写真測量技術について学び,さらに,“実践的フィールドサイエンス”として,それらの技術が地域にどう活用できるかを考えることがテーマです。
キャンプでは実際に,大規模な棚田を有する西条市千町地区を訪れ,地形,土地利用,植生,生物,歴史,住民の証言など,さまざまな地域情報を科学的目線でひも解く方法を学ぶことで,地域にある資源(自然資源や地域知)を高校生自身が見つけ,知り,それらを上手に活用した持続的な地域社会の発展のあり方を考え議論しました。最後には,グループごとに地域にある課題やその対策についてまとめ,地域住民の皆さんを招いての発表会にて,意見交換を行いました。